NBI内視鏡
がんの早期発見を目指して
最新型内視鏡を導入
声帯ポリープは大きな声を頻繁に出す人や、普段からのどに負担をかけている人に多いのが特徴で、声帯の粘膜の一部にしこりができた状態です。
気道が炎症を起こしている時に無理に発声してできることが多く、一般的に小さく固いものを結節、大きく浮腫状の成分を持つ物をポリープと言います。
声帯は正常な時はぴったりと閉じていますが、ポリープができるとすき間ができ、声がかすれます。
子供が大きな声を出したときに急に起こることもありますので、注意が必要です。
結節の場合は炎症を抑える薬を処方し、発声を控えることである程度改善します。声帯ポリープで保存治療は難しく、なかなか改善しない場合にはポリープを切る手術が必要となります。
手術が必要な際は一般的に数日から1週間程度入院が必要となります。
声がかすれた場合に、いずれ治るだろうと放置することなくできるだけ早く受診されることをおすすめします。
声を出す機会の多い仕事の方はできるだけ風邪をひかないよう体調管理と声帯に負担のかからない発声法に気をつけてください。