耳鳴りは高齢になるほど増加し、日本人の人口の約2～3％約300万人の人が耳鳴りに苦しんでいるといわれています。

耳鳴りは誰にでも起こる現象ですが、日常生活に支障が出ている場合は耳鼻科での治療が必要です。

「耳鳴りはよくならない」「一生治らない」と諦めている方もいるかもしれませんが最近徐々に耳鳴りの発生と悪化のしくみは解明されつつあります。年齢とともに聴力は誰でも低下していきますが、それに伴い耳鳴りが聞こえてくることがあります。聴力検査で診断がつきます。

耳鳴りの原因がはっきりしている場合は、原因を取り除くための治療を行います。

原因が不明な場合や、加齢などの原因が取り除きにくい場合は、「治す」よりも「馴れる（馴らす）」ための治療を行っていきます。

個人差はありますが耳鳴りをしっかり理解することでうまく付き合いながら改善していくのを目標としています。諦めずあせらずに自分のペースで治療していきましょう。