NBI内視鏡
がんの早期発見を目指して
最新型内視鏡を導入
扁桃腺が化膿してのどが痛くなったり、高い熱が出たりする疾患です。扁桃に細菌が感染しておこります。健康な時は菌があっても抵抗力があるので感染しませんが、風邪をひいたり、ストレス・過労で抵抗力が落ちると、免疫の力が低下し炎症をおこします。原因となる菌は溶連菌(ようれんきん)、黄色ブドウ球菌、肺炎球菌などです。また、炎症が広がると扁桃周囲炎を起こしたり、繰り返すと慢性扁桃炎になることがあります。
のどの痛みのみで軽い場合は消炎鎮痛剤、うがいなどをおこないます。発熱を伴う場合には溶連菌に有効なペニシリン系の抗生物質が処方されます。高熱や首のリンパ節が腫れて、体がだるい場合では数日間の安静が必要であり、入院して抗生物質の点滴をすることもあります。年に4回以上の扁桃炎を繰り返す場合、扁桃腺を取る手術が有効です。
扁桃炎の原因は大きく「風邪」「免疫力の低下」「喉の乾燥」です。のどの痛みが強いので、食事がつらかったり、水分が摂りにくくなりますが、脱水症状をおこさないように水分は必ず摂取しなければいけません。抵抗力を落とさない為に、過労やストレスには気をつけ、十分な睡眠、栄養のある食事をしっかりとりましょう。また、過度の飲酒、喫煙は控え、喉を乾燥させないようにうがいを行いましょう。