NBI内視鏡
がんの早期発見を目指して
最新型内視鏡を導入
嗅覚障害の内容と原因はいろいろあります。
嗅覚機能の低下(においがしない・においを感じにくい)が訴えの大半を占めますが、嗅覚が敏感になり軽微な悪臭にも耐えられない嗅覚過敏、本来よいはずのにおいを悪臭と感じる嗅覚錯誤(さくご) などもあります。
また、原因に関しては、
A:鼻づまりが原因(アレルギー性鼻炎、ちくのう症など)
B:鼻の粘膜がニオイを感じとれなくなっている。(風邪による炎症など)
C:中枢神経性の障害(頭部の外傷や、腫瘍、加齢の場合など)
に分かれます。一般的に多いものは、アレルギー性鼻炎やちくのう症、風邪が原因となるA・Bに起因するものが大半を占めます。また一部、ストレスにより嗅覚障害が生じる場合があります。
原因により療法は異なりますが、一般的にはステロイドの点鼻薬を使ったり、ビタミン剤や血流を改善する薬を服用する治療を行います。抗アレルギー薬の服用、副鼻腔炎の治療薬の服用、粘膜の腫れに対する治療、それぞれ疾患にあった、治療と内服も必要です。アレルギー性鼻炎やちくのう症の場合はその治療を行います。
嗅覚障害は原因によって対処法が異なります。原因疾患があればそちらの治療が大事です。医師の指示を守り、症状が悪化しないようにしっかりと治療してゆきましょう