NBI内視鏡
がんの早期発見を目指して
最新型内視鏡を導入
慢性中耳炎は急性中耳炎がひどくなって起こる病気です。本来、鼓膜に空いた穴は自然に閉じるのですが、それが閉じなくなって、そこから耳だれが出ている状態です。慢性中耳炎が原因で難聴や耳鳴りが起こる場合もあります。
かぜをきっかけに中耳炎になることが多いため、気温が急に下がったり、寒い季節には特に注意が必要です。
慢性中耳炎の治療では、耳の中をきれいにして、鼓膜の穴からの更なる感染を防ぎます。
また、耳に直接炎症を抑える薬を入れて、耳だれの分泌がなるべく減るようにします。
鼓膜の色や腫れの程度を確認し、重症度に従って抗生物質を使用することがあります。
耳垂れ(うみ)が出ている時には点耳薬、耳の痛みがある時には鎮痛剤を使用します。
軽症であれば市販のかぜ薬も有効です。
ただし、痛みが強い時や、耳垂れ(うみ)が出ているような中耳炎では抗生物質が必要となることもあるため、耳鼻咽喉科での診察をお勧めします。
入浴の際は、耳の中に水が入らないよう気をつけてください。
お薬が処方されている場合は、用法・用量をしっかりと守って服用してください。
状況の改善が見込めない場合は、手術を行う場合がありますので、まずは、医師の指示を守り、定期的に通院してください。