NBI内視鏡
がんの早期発見を目指して
最新型内視鏡を導入
いわゆる「のど風邪」と呼ばれるもので、原因はウイルスの感染や細菌感染が主ですが、鼻炎から発症することもあります。のどの不快感、痛み、発赤、嚥下痛(えんげつう 飲み込む時の痛み)など喉の症状に加えて、37~38度位の発熱、倦怠感(けんたいかん)、声がれ(嗄声(させい))、乾いた咳(せき)、のどの乾燥感、異物感などが急性咽頭炎の症状です。鼻炎、副鼻腔炎を合併した場合は鼻汁や頭痛、喉頭炎を合併した場合は声がれがひどくなるなどの症状を伴います。
炎症を抑える薬やせきどめ薬を処方しますが、細菌感染が疑われる場合は抗生剤の投与が有効です。多くの場合、数日から数週で治ります。抗生剤やステロイドホルモンなどをネブライザー(噴霧器で)吸入する治療も行われます。声がれを伴う場合は、発声を制限すると声の改善に有効です。
カゼは何より安静にして、ゆっくり休養することで回復します。脱水症状を起こさぬよう、十分な水分を摂ってください。たばこやお酒など、のどに刺激を与えるようなものは避け、栄養のある食事をとってください。また、熱がある場合は入浴は控えてください。