にしかわ耳鼻咽喉科は八戸ノ里駅の徒歩1分の東大阪の耳鼻科です。アレルギー性鼻炎、蓄膿症など、耳鼻科疾患に幅広く対応しております。

にしかわ耳鼻咽喉科 Nishikawa ENT CLINIC

〒577-0034

大阪府東大阪市御厨南2-1-1 八戸ノ里HIROビル2F

近鉄「八戸ノ里駅」より徒歩1分

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訪問診療

院長挨拶

当院は平成22年に八戸ノ里駅前に開業した耳鼻咽喉科クリニックです。開業以来地域の方に多数ご来院いただくようになり、昨年より大学医局の後輩である米澤医師を副院長として迎えることになりました。副院長が大学病院で嚥下外来を担当していたことに加え、高齢化が進む東大阪市の地域医療に微力ながら貢献したいという想いから、耳鼻咽喉科では珍しいですが訪問診療を開始することといたしました。ささいなことでも構いませんので、お気軽にご相談いただけますと幸いです。

院長 西川匡
院長 西川匡
耳鼻咽喉科専門医
補聴器適合判定医
副院長 米澤 宏一郎
耳鼻咽喉科専門医
日本嚥下医学会認定 嚥下相談医

当院の感染症対策について

新型コロナウイルス感染症対策として当院では以下のような対策を行なっております。

check毎日の体温測定

check診察時のマスク・グローブ着用

check定期的な手指消毒

check診察ごとの診療機器の消毒

当院での訪問診療対応例

事例①:77歳男性、脳梗塞後嚥下障害

●訪問診療開始前

脳梗塞発症後に誤嚥性肺炎を繰り返すため、胃瘻造設術を受けられました。

栄養管理としては胃瘻からの注入のみの状態で介護付き有料老人ホームに入所となりました。患者様は経口摂取を希望されていましたが、誤嚥のリスクから食事を再開するかどうかの判断に迷われたため、嚥下機能評価を目的に往診依頼となりました。

●訪問診療開始後

往診による嚥下評価では脳梗塞による中等度の嚥下障害を認め、嚥下リハビリの指導を開始しました。徐々に嚥下機能の改善を認めたため、ミキサー食から経口摂取を再開しました。

2週間~1か月に1回の頻度で往診を継続し、現在はきざみ食まで食事形態をアップし、胃瘻からの栄養剤注入は不要となりました。

事例②:83歳女性、慢性中耳炎、認知症

●訪問診療開始前

慢性中耳炎に対して近隣の耳鼻科に定期通院していましたが、認知症が進行したためサービス付き高齢者向け住宅に入所となりました。

入所後、膿性耳漏が止まらないため、往診依頼となりました。

●訪問診療開始後

慢性中耳炎の増悪所見を認め、耳処置、抗菌薬点耳治療を1~2週間に1度の頻度で行いました。中耳炎の増悪所見は改善し、現在は1か月に1回の頻度で往診を継続しています。

事例③:81歳女性、脳梗塞後片麻痺

●訪問診療開始前

脳梗塞後に片麻痺が残存し、寝たきりの状態でサービス付き高齢者向け住宅に入所となりました。耳元で声をかけても反応に乏しいため、往診での診察依頼となりました。

●訪問診療開始後

両耳に硬い耳垢の塞栓を認め、耳垢を除去することで声がけに反応出来るようになりました。以前と比べて患者様の表情も柔らかくなりました。

訪問診療では下記のような症状に対応しています。

耳の症状
耳あか取り・耳が痛い・耳垂れが出る など
鼻の症状
鼻水、鼻づまり・鼻血がよく出る・後鼻漏 など
難聴
耳が聞こえにくい・補聴器の購入・購入済み補聴器の調整 など
その他の症状
めまい・味覚障害・のどの違和感 など

当院の医療機器について

ワイヤレス内視鏡カメラ airscope

東大阪、耳鼻咽喉科 にしかわ耳鼻咽喉科 ワイヤレス内視鏡カメラ airscope

訪問診療用のポータブル内視鏡です。主に嚥下の検査に使用します。

超音波画像診断装置 ソノン

東大阪、耳鼻咽喉科 にしかわ耳鼻咽喉科 超音波画像診断装置ソノン

甲状腺や首の出来物などの検査に使用するエコー検査機械です。

摂食嚥下リハビリテーションについて

摂食嚥下リハビリテーションとは?

「食べる」~「飲み込む」の一連の流れを、摂食嚥下と言います。摂食嚥下の能力が低下すると、食事が上手く摂れないことによる低栄養・脱水状態や、誤嚥による窒息・肺炎を引き起こす原因となります。
摂食嚥下リハビリテーションは、患者さん一人ひとりの状態に合わせて「食べる」「飲み込む」訓練をすることで、患者さんが安全で楽しい食生活を送ることをサポートします。

にしかわ耳鼻咽喉科の摂食嚥下リハビリテーションの特徴

  • “喉の専門家”である耳鼻咽喉科医師による口腔内だけじゃない摂食嚥下評価
  • 摂食嚥下外来の経験もある耳鼻咽喉科専門医が2名在籍
  • 在宅訪問と施設訪問のどちらも対応可能
  • 往診での内視鏡を用いた評価で、正確な嚥下機能評価・食事計画を行うことが可能

摂食嚥下リハビリテーションの対象となる方

  1. 誤嚥性肺炎を起こしたあと、食事の再開を検討されている方
  2. 経管栄養を行っているが、口から食べられるようになりたい方
  3. 食事中にむせてしまい、食べられる食事の種類が減っている方
  4. 摂食・嚥下能力が低下し、栄養状態が悪くなっている方
  5. 肺炎や発熱を繰り返している方

摂食嚥下リハビリテーションの流れ

  1. まずはお気軽にFAX、もしくはメールにてお問い合わせください。
    その後、紹介状などにより現在の状況を確認し、ご訪問の日程を決定します。
  2. 口腔内評価、嚥下内視鏡検査などにより、現在の摂食・嚥下能力を確認、診断をします。
  3. 摂食・嚥下能力に応じ、食形態を決定し、個別の計画に沿って訓練を行っていきます。
(例)
食べられる場合・・・内視鏡下でゼリーやプリンなど、可能なものから訓練開始
(摂食機能療法)
食べられない場合・・・空嚥下、口腔ケア、マッサージなどの間接訓練
回復状況に応じ、食事形態を変更していくなど「自力で食べられる」状態に近付けるよう、プランを検討します。

訪問診療のご相談・お申し込みは

ご家族の方へ

耳鼻科訪問診療をご希望の場合、主治医の先生からの診療情報提供書が必要となります。まずは主治医の先生へご相談ください。

医療・介護関係者の方へ

FAXでのご連絡・ご相談も可能です。ご相談の際には下記用紙もご活用ください。

FAX:06-6753ー7858

往診・訪問診療申込書
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病気の解説

耳鼻科で診療する病気について解説します。

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