NBI内視鏡
がんの早期発見を目指して
最新型内視鏡を導入
当院は平成22年に八戸ノ里駅前に開業した耳鼻咽喉科クリニックです。開業以来地域の方に多数ご来院いただくようになり、昨年より大学医局の後輩である米澤医師を副院長として迎えることになりました。副院長が大学病院で嚥下外来を担当していたことに加え、高齢化が進む東大阪市の地域医療に微力ながら貢献したいという想いから、耳鼻咽喉科では珍しいですが訪問診療を開始することといたしました。ささいなことでも構いませんので、お気軽にご相談いただけますと幸いです。
毎日の体温測定
診察時のマスク・グローブ着用
定期的な手指消毒
診察ごとの診療機器の消毒
●訪問診療開始前
脳梗塞発症後に誤嚥性肺炎を繰り返すため、胃瘻造設術を受けられました。
栄養管理としては胃瘻からの注入のみの状態で介護付き有料老人ホームに入所となりました。患者様は経口摂取を希望されていましたが、誤嚥のリスクから食事を再開するかどうかの判断に迷われたため、嚥下機能評価を目的に往診依頼となりました。
●訪問診療開始後
往診による嚥下評価では脳梗塞による中等度の嚥下障害を認め、嚥下リハビリの指導を開始しました。徐々に嚥下機能の改善を認めたため、ミキサー食から経口摂取を再開しました。
2週間~1か月に1回の頻度で往診を継続し、現在はきざみ食まで食事形態をアップし、胃瘻からの栄養剤注入は不要となりました。
●訪問診療開始前
慢性中耳炎に対して近隣の耳鼻科に定期通院していましたが、認知症が進行したためサービス付き高齢者向け住宅に入所となりました。
入所後、膿性耳漏が止まらないため、往診依頼となりました。
●訪問診療開始後
慢性中耳炎の増悪所見を認め、耳処置、抗菌薬点耳治療を1~2週間に1度の頻度で行いました。中耳炎の増悪所見は改善し、現在は1か月に1回の頻度で往診を継続しています。
●訪問診療開始前
脳梗塞後に片麻痺が残存し、寝たきりの状態でサービス付き高齢者向け住宅に入所となりました。耳元で声をかけても反応に乏しいため、往診での診察依頼となりました。
●訪問診療開始後
両耳に硬い耳垢の塞栓を認め、耳垢を除去することで声がけに反応出来るようになりました。以前と比べて患者様の表情も柔らかくなりました。
訪問診療用のポータブル内視鏡です。主に嚥下の検査に使用します。
甲状腺や首の出来物などの検査に使用するエコー検査機械です。
「食べる」~「飲み込む」の一連の流れを、摂食嚥下と言います。摂食嚥下の能力が低下すると、食事が上手く摂れないことによる低栄養・脱水状態や、誤嚥による窒息・肺炎を引き起こす原因となります。
摂食嚥下リハビリテーションは、患者さん一人ひとりの状態に合わせて「食べる」「飲み込む」訓練をすることで、患者さんが安全で楽しい食生活を送ることをサポートします。
耳鼻科訪問診療をご希望の場合、主治医の先生からの診療情報提供書が必要となります。まずは主治医の先生へご相談ください。
FAXでのご連絡・ご相談も可能です。ご相談の際には下記用紙もご活用ください。
FAX:06-6753ー7858
往診・訪問診療申込書