コロナウイルスでも話題の、嗅覚・味覚障害について

副院長の米澤です。

新型コロナウイルスの感染が世界中で広がり、日本での流行もその例外ではないことが毎日のニュースを見ていると分かりますね。

 

世間ではインターネットを中心に様々な情報が飛び交っており、不安を煽るようなものも多く含まれているように思います。

新型コロナウイルスを正しく理解し、正しく対処することが非常に重要と私たちも考えています。

そこで、本日は、最近話題の嗅覚・味覚障害について簡単に説明します。

実は、嗅覚・味覚障害はインフルエンザや一般的な風邪でも起こる症状であり、新型コロナウイルス感染症に特有のものではありません。

嗅覚障害については、ちくのう(副鼻腔炎)や花粉症(アレルギー性鼻炎)でも起こることがあります。

現時点では、新型コロナウイルス感染症に伴う嗅覚・味覚障害に対する特効薬はなく、症状は自然に治ることが多いとされています。

われわれ耳鼻科医が所属している日本耳鼻咽喉科学会のホームページ(リンク)では、「におい」や「あじ」の異常を感じても、発熱や咳、息苦しさ、だるさがなければ2週間不要不急の外出を控えるようにとコメントされています。

匂いがわからない、と思っても、他の病気の可能性の方が高いですから、それだけで決して不安にならないようにしてくださいね。

新型コロナウイルス感染症を正しく理解し、怖がりすぎず、きちんと対策していくことが大事だと思います。

 

疑問に感じられることがあれば、気軽にお聞きくださいね。

1日でも早い感染拡大の終息を切に願っています。

舌下免疫オンライン診療始めます

コロナウイルス問題に関連して、来院を躊躇されている方もあると思います。

そこで当院は、舌下免疫治療をされている方に対し、

ビデオチャット(テレビ電話)によるオンライン診療を開始することになりました。

こちらからのショートメールが届いた、舌下免疫治療中の方のみが対象となります。

(現在は他の病気は対象外ですが、今後対象を拡大する際は、お伝えいたします。)

ただ、初診は必ず対面診察が必要となりますので、すでに舌下免疫治療薬の内服を継続中で再診の方のみです。

 

ショートメールに届いたメドレー社のCLINICS(クリニクス)というアプリをお持ちのスマホにインストールしていただき、

予約画面より予約していただきます。

その際、ショートメールに記載した、当院の再診コードの入力が必ず必要となりますので、ご注意ください。

予約日の予約時間中(30分単位)、スマホが繋がるようにして手元に置いて過ごしていただき、こちらからその間にご連絡させていただきオンライン診療開始となります。

またオンライン診療では、処方箋はこちらからご自宅に診察日に投函し郵送となりますので、お薬が数日は残っている状態で予約するようにして下さい

原則処方は1ヶ月までとします。

 

診療費用は通話料500円(自費)が別途かかります。

○3割負担の方 : 約340円 程度負担が増えます

○18才未満など定額500円以下の方 : 約500円 程度負担が増えます

 

現在舌下免疫治療中で、ショートメールが届いておらず、オンライン治療をご希望の方は、ご連絡下さい。

またメドレー社のアプリの使い方が分からない場合は、同社コールセンターにご連絡ください。

株式会社メドレー CLINICS患者様相談窓口

0120-13-1540