本年の7、8月の休診は変則的となります。
医師2名体制になりましたので、
長期お盆休みはありませんが、
いくつか休診日を設定しています。
ご注意ください。
■7月休診日
15日(木)、29日(木) (医師研修のため)
22日(木)、23日(金) (祝日)
■8月休診日
9日(月) (祝日)
18日(水) (医師研修のため)
詳細は下記の表をご参照ください。
副院長の米澤です。
当院は、東大阪市のコロナワクチン 接種協力機関として登録しております。
そこで「にしかわ耳鼻咽喉科での新型コロナワクチン接種状況」をお伝えします。
新型コロナウイルス流行の中、9都道府県に発令中の緊急事態宣言が6月20日まで延長されました。
国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は5月中旬から徐々に減少傾向ですが、
今後、緊急事態宣言が解除されると人流の増加に伴って感染者数は再増大すると予想されます。
この1年間、感染者数増加の度に社会活動が繰り返し制限され、
皆さんも流石に疲弊感が募ってきているのではないでしょうか。
やはり、この状況を打開するためには、ワクチン接種が広く日本全体に浸透するしかないと考えます。
東大阪市でもスタートした高齢者に対する新型コロナワクチン接種ですが、
当院でのワクチン接種も開始から2週間経ち、特に大きな問題なく実施出来ております。
日本でワクチン接種が行われるようになった当初はワクチン接種後の副反応に関する報道を多く目にしていましたが、
5月26日に更新された厚生科学審議会の報告(リンクあり)でも、接種後の死亡例とワクチン接種の因果関係については確認されておらず、アナフィラキシーの発現頻度についてもワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとされています。
特に、アナフィラキシーの発現頻度については、医療従事者を中心に接種されていた時期と比較しても現在は減少傾向であり(4月4日:100万回接種あたり319件、5月16日:100万回接種あたり163件)、高齢者に対する新型コロナワクチン接種が順調に進んでいる証拠と考えます。
今後は、65歳以上の方、基礎疾患を持つ方、64歳以下の方という順に対象者が広がっていく計画のようです。
当院でのワクチン接種に関しても、徐々に接種枠を増やしていく予定ですが、それでも数量には限りがあるため、当面の対象者は下記の方のみとしております。
また、予約方法に関しても、電話または直接来院のみとしております。
(おそらく7月くらいには15歳から65歳の方へもコロナワクチンクーポンが届き始めると思いますが、
こちらの世代に方にはインターネットでのご予約とさせていただく可能性があります。
下記LINE公式アカウントにて告知させていただきます。
ご理解のほど、よろしくお願いします。)
予約方法の詳細や、最新の情報については当院LINE公式アカウント(リンクあり) とTwitter(リンクあり) で発信していきますので、未登録の方はご登録頂ければと思います。
以上、「にしかわ耳鼻咽喉科での新型コロナワクチン接種状況」でした。
「新型コロナワクチン」に限らず、何かご不明なことなどあれば、いつでも相談して下さいね。
★7月12日14時現在 追記です。
7月分のコロナワクチンは確保できそうですので、予定通り接種致します。
ご予約日時をご確認の上ご来院ください。
8月分に関しては、まだ確定ではないですが、東大阪市に確認した所、予定数を手配できそうとの回答でした。
確定しましたらまたご報告致します。
どうぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。
★7月3日9時49分追記。
東大阪市より昨日夜中急に、7/19日以降のコロナワクチンの入荷を半数程度減らすとの通知がありました。
報道などでご存知の方もあるかもしれません。
それに伴い、当院での新規のご予約は中止とさせていただきます。
また、当院の在庫状況、今後の入荷見込みなどを考えますと、
7月24日くらいまでの接種ご予約の方のワクチンは確保できそうですが、それ以降の入荷量は未定となりました。
それに伴いまして一旦以下の対応とさせていただきます。
●7月25日以降のご予約の方で、他会場などでご予約が入る方があれば、ネット予約でキャンセルを可能に設定致しました。
●来週中に東大阪市より当院への配分量が発表されると思いますので、それ以後今後の対応をLINE公式やこちらのHPでご報告いたします。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。
■予約方法
●64歳以下の方:ネットからのみのご予約
●65歳以上の方:電話、ご来院によるご予約(現在予約受付中)と、ネット予約が可能です。
ご予約はこちらから(https://isyadoko.net/qr/0667537867/mb/) ←現在中止しています
■ご予約が可能な方
●過去に当院に受診歴がある方(当院の診察券をお持ちの方)
●自治体より接種クーポンが届いている方
■ネット予約のご注意(必ずお読みください!)
接種開始は7月5日(月)です。
インターネットでは1回目の予約だけをお取りください。
2回目はその3週間後に自動的にご予約が入る形になります(例;1回目7月9日なら2回目は7月30日)。
21日後の2回目接種日もご来院可能な、1回目の予約をお取りください。
また、当院の診療日の都合上、下記日程のみ例外的に2回目接種は下記になります。
1回目 7月19日 → 2回目 8月10日
1回目 7月28日 → 2回目 8月24日
1回目 8月14日 → 2回目 9月11日
1回目 8月30日 → 2回目 9月21日
ご注意ください。
日時の変更、キャンセル等は原則お受けできません。
■接種に際してのご注意(こちらも必ずお読みください!)
また、下記注意点をよくお読みいただき、ご理解いただければと思います。
●クーポン券、予診票、診察券、本人確認書類を必ずお持ちください。
お持ちでない場合、予約取消となります。
●お時間に遅れられた場合、接種できないことがあります。
●日時の変更はできません。
●当日の体調などで、医師の判断で接種できないことがあります。
●食物や薬剤など2種類以上のアレルギーをお持ちの方、過去にアナフィラキシーを起こされた方は、当院では接種できませんので、かかりつけの医師にご相談ください(花粉症など、鼻アレルギー症状はこれらに含みません)。
●上記いずれの場合でも当日接種できなかった場合は、再度ご自身で接種医療機関を探していただき、予約取り直しをお願いします。
※この度のコロナワクチンは、自治体より破棄は厳禁と通達されていますので、当日分は使い切る必要があります。
ですので上記理由で余った場合、別の方の接種に回させていただくことになります。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
副院長の米澤です。
本日は、「高齢者に対する新型コロナワクチン接種」についてのお話です。
新型コロナウイルスの感染再拡大に伴って、4都府県を対象とした3回目の緊急事態宣言が発出されました。
変異株の占める割合が増加してきているというニュースからも不安を感じておられる方も多いと思います。
しかし、変異株が増えた状況下においても、現時点でわれわれの出来る事としては、
①3密を避ける
②手洗いうがいの励行
③マスクの着用
を継続することであり、ワクチン接種が早く日本国民全体に拡大されることを切に望みます。
不要不急の外出は控えるべきという呼びかけもよく耳にしますが、体調を崩しても病院受診を我慢される方がおられます。
多くの医療施設と同様、われわれのクリニックでも感染対策として、
院内の消毒・換気、スタッフの感染防止、待合スペースにおけるソーシャルディスタンス確保の工夫を徹底しており、
安心してわれわれのクリニックにお越し頂ければと思っています。
そして、大阪府内でも開始された高齢者に対する新型コロナワクチン接種ですが、
先日の東大阪市の市政だよりにも掲載されていた通り、当院でもワクチン接種の準備を進めております。
LINE公式アカウントでお伝えしている通り、75歳以上の方は、5月1日より予約開始、5月17日より接種開始となります。
それ以外の世代の方はにつきましては、情報が入り次第お伝えいたしますので、
当院の
最新情報を発信していきますので、ご登録頂ければと思います。
また、新型コロナワクチン接種後の副反応に関する最新情報ですが、
4月23日に開催された厚生科学審議会の報告(https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000772192.pdf)
を見ても、
接種後の死亡例とワクチン接種の因果関係については確認されておらず、
アナフィラキシーの発現頻度についてもワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとされています。
以前のブログでも触れた、ワクチン接種後の1~2日以内に起こる、倦怠感、頭痛、注射部位の痛みも比較的高頻度に起こるようですが、
ほとんどは軽度から中等度の症状であり、数日でそれらの症状は消失します。
国民に対するワクチン接種率が高いイギリスやイスラエルにおける感染者数減少からも
新型コロナウイルスに対するワクチンの効果は明らかです。
一日でも早いコロナ禍の終息を望みたいものです。
以上、「高齢者に対する新型コロナワクチン接種」についてでした。
「新型コロナワクチン」に限らず、何かご不明なことなどあれば、いつでも相談して下さいね。
副院長の米澤です。
本日は、「新型コロナワクチン接種後のアナフィラキシー」についてのお話です。
ようやく日本においても、医療従事者を対象とする新型コロナウイルスのワクチン接種が開始されました。
来月には高齢者にその対象が拡大される予定で、東大阪でも、先日当院LINE公式アカウントでお伝えした通り、高齢者への接種は4月後半以降からになりそうです。
接種スケジュールの案内を待ちわびている方も多いのではないでしょうか。
と同時に、「アナフィラキシーが37例」といった、海外よりも副反応の頻度が高いのではないかと思わせるような報道に不安を感じられている方も多いと思います。
このような報道に対して、厚労省の専門部会委員からは「『アナフィラキシーが37例』という書き方になっているが、間違い。誤情報が出てしまう状態だ」と指摘されています。
また、3月12日に開催された厚生科学審議会において、2月17日から3月11日までの「副反応疑い報告」37 件のうち、アナフィラキシーの症例定義として国際的な指標になっている「ブライトン分類」で評価した結果、3月9日までに報告があった17事例中で該当するのは7例になると報告されています。
すなわち、新型コロナワクチン接種後のアナフィラキシーとして報告された件数の半分近くは真のアナフィラキシーではない可能性があるということです。
さらに、今回のアナフィラキシー報告は医療従事者を対象としたワクチン接種後のものであり、アメリカからの医療従事者を対象とした新型コロナワクチン接種後の副反応報告を見てみると、日本よりも若干多い割合でアナフィラキシーが起こっているようです。
つまり、原因はまだ不明のようですが、医療従事者はそれ以外の方と比べて新型コロナワクチン接種後のアナフィラキシー出現頻度が高い可能性があると言われています。
このように、衝撃的な数字にばかりとらわれるのではなく、様々な角度から物事を評価することが大切だと考えます。
また、アナフィラキシーを起こされた方々がすべて、適切な対応を受けて回復されているということが何より注目すべきことだと思います。
まもなく高齢者を対象としたワクチン接種が開始となり、その後には一般の方々への接種と続いていくことになります。
おそらくこれからもワクチン接種後の副反応報告は様々なメディアを通じて行われることでしょう。
そこでは科学的な根拠でもって、冷静な判断を行いたいものです。
引き続きわれわれは東大阪、八尾など当地域の皆様に、当ブログ、当院LINE公式アカウント https://lin.ee/3KKrJ6Lなどで確かな医学情報を発信していければと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上、「新型コロナワクチン接種後のアナフィラキシー」についてでした。
「新型コロナワクチン」に限らず、何かご不明なことなどあれば、いつでも相談して下さいね。