夏期休診は、以下の予定になっております。
ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
夏期休診は、以下の予定になっております。
ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
開業以来ご利用いただいていた、南側提携駐車場(マツヤデンキ隣)ですが、
マツヤデンキが閉店となり、現在閉鎖されております。
それに伴い、車でお越しの方には以下のようにご対応させていただきます。
近隣パーキングにお停めになった場合、駐車料金をご負担致します。
必ず駐車券を発行していただき、ご来院時に受付スタッフにご提示ください。
(現在30分200円、以後30分ごとに100円ずつ追加でお渡ししています。
負担額については、今後の周囲の駐車場駐車料金の状況を鑑み、変更させていただくことがございます。
また、薬局ご滞在分の駐車料金は当方ではご負担致しません。ご了承ください。)
今後何らかのサービス変更などの際は、こちらのHPや当院LINE公式でお知らせいたします。
ご不明点がございましたら、お気軽にお尋ねください。
今後ともにしかわ耳鼻咽喉科をどうぞよろしくお願いいたします。
副院長の米澤です。
最近、テレビや新聞、インターネットニュースなどで
「ヘルパンギーナが流行している」という記事をよく見かけるようになりましたね。
不安に思われている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はヘルパンギーナについてお伝えします。
ヘルパンギーナは、乳幼児や小児を中心に夏に流行する感染症です。
手足口病、プール熱(咽頭結膜熱)と合わせて、
子供の3大夏風邪と呼ばれたりもします。
ヘルパンギーナの主な原因は、コクサッキーウイルスというウイルスです。
このウイルスは、くしゃみや咳、唾液や鼻汁、便などを介して広がります。
何度もかかってしまうことも珍しくなく、まれに大人も発症します。
症状は、くちやのどが赤く腫れたり、小さな水疱がたくさん出現し、
2~3日続く発熱、くちやのどの痛み、食欲不振を引き起こすことが一般的です。
治療としては、特効薬はなく、
安静にして十分な休息をとること、
刺激物を避けて、水分や柔らかい食事をとることが重要です。
また、痛みや発熱の緩和のために解熱鎮痛剤の使用も有効です。
ヘルパンギーナのウイルスはアルコール消毒が効かないため、
感染予防には、石鹸でのこまめな手洗いが重要です。
タオルの共有は避け、
咳などの症状がある場合にはマスクを着用するなどの咳エチケットを守りましょう。
ヘルパンギーナは通常、軽い症状であることが多く、
数日から1週間程度で自然に回復しますが、
何かご不明なことなどあれば、いつでも相談して下さいね。
以上、「ヘルパンギーナが流行しています」でした。
副院長の米澤です。
ようやく、数年ぶりに大量飛散したスギ・ヒノキ花粉もピークを越えたようです。
花粉症の症状で悩まれた方は、やっと穏やかな日々を過ごせるようになってきたのではないかと想像しています。
さて、スギ・ハウスダスト(ダニ)アレルギーに対する
唯一の根治治療である舌下免疫療法については、みなさんご存知でしょうか?
2014年に保険適用された比較的新しい治療であり
1日1回、錠剤を舌下(舌のうら)に1分間保持してから飲み込むだけの治療です。
詳しい内容は当院HPの記事(https://www.nishikawa-mimi.com/nishikawa-slit/)
をご覧いただければと思いますが、簡単な内容は以下の通りです。
メリット
・60~80%の方で効果が期待できる
・錠剤の服用であるため従来の注射と比べて体への負担が少ない
・保険適用の治療である(3割負担の場合、月に2000円程度)
・小児でも治療が出来る(子ども医療費助成の対象です)
デメリット
・治療期間が3~5年である
・スギ花粉が飛散している時期には開始出来ない
・口腔内のかゆみや口唇の腫れ、まれに喘息発作様の全身症状が出ることがある
年齢制限はありませんが、錠剤の舌下保持の観点から、当院では5歳以上の方を対象としています。
治療開始時期についても、スギ花粉のシーズンが終わるGW明けから12月までとしています。
なお、今年はスギ花粉の飛散が全国的に非常に多かったため、
スギアレルギーに対する舌下免疫療法をご希望される方が予想以上に多いようです。
そのため、スギアレルギー用薬剤(シダキュア)の出荷調整が行われている状況で、当院でも現時点では
新規の患者様の受け入れをストップしております。
スギアレルギーに対する舌下免疫療法の開始が可能になりましたら、
改めてこのブログや当院ホームページでご案内する予定ですので、しばらくお待ちください。
幸い、ハウスダスト(ダニ)アレルギーに対する舌下免疫療法(ミティキュア)については
新規の患者様の受け入れを含めて、問題なく開始できる状況ですので
ハウスダスト(ダニ)アレルギーでお困りの方は舌下免疫療法について
一度検討されてみてはいかがでしょうか?
副院長の米澤です。
穏やかな日差しに春の訪れを感じる頃となりましたね。
ようやく、新型コロナウイルス流行の第8波や季節性インフルエンザの流行はピークを過ぎたようです。
ところが、今年は当初の予想通りスギ花粉の飛散が全国的に多く、
今は花粉症の症状で悩まされている方が多いのではないでしょうか?
当院でも、数年ぶりに花粉症の症状が出てつらい、
ノドが痛いけど花粉症なのか風邪なのか分からない、
といった訴えで来られる患者さんが今年は多いように思います。
そこで、本日は、なぜ花粉症でノドが痛くなるのか?
についてお伝えします。
花粉症の主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみですが、
ノドの痛みも花粉症の一症状とされています。
花粉症は、花粉などのアレルゲン物質が体内に入ることで、
免疫細胞が過剰な反応を起こしてアレルギー症状を引き起こす疾患です。
花粉症によるノドの痛みは、
ノドの粘膜に接触した花粉などのアレルゲン物質によって、
好酸球や好中球といった免疫細胞が過剰な反応を起こし、
炎症や腫れを引き起こすことで生じます。
さらに、咳や痰、喉の渇きなどの症状も生じることがあります。
また、花粉症によって鼻づまりが生じ、口呼吸をすることが多くなるため、
ノドの粘膜が乾燥して痛みを感じることもあります。
ただし、ノドの痛みが強くなる場合や、熱が出る、ノドが赤く腫れるなどの症状がある場合は、
花粉症以外の疾患が原因となっている可能性もあるため、医師の診察を受けることが重要です。
以上、なぜ花粉症でノドが痛くなるのか? でした。
花粉症と風邪の見極めについては、われわれ耳鼻科医が得意とする領域のひとつです。
何かご不明なことなどあれば、いつでも相談して下さいね。