新型コロナウイルス変異種 オミクロン変異種について

副院長の米澤です。

新型コロナウイルスについては、全国的な新規感染者数は減少傾向を維持しているようです。

12月に入ってからは、朝晩の冷え込みの影響なのか、鼻水、咳、発熱といった風邪症状を訴えて来られる患者さんが増えてきました。

現時点ではインフルエンザの流行の報告はなく、このまま新型コロナウイルスインフルエンザの患者さんが増えなければ良いのですが、先月の末頃より新型コロナウイルス種に関するニュースが世間を賑わせるようになっています。

不安に思われている方も多いのではないでしょうか。

 

そこで、今回は「新型コロナウイルス変異種 オミクロン種について」をお伝えします。

新型コロナウイルスの新しい変異種であるオミクロン種は先月、ボツワナで初めて検出されました。

その後、南アフリカ共和国でも見つかり、12月6日時点ではオミクロン種が確認された国や地域は日本を含め42カ国になっています。

このオミクロン種については

世界保健機関(WHOhttps://www.bbc.com/japanese/59516185

感染症専門医https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20211204-00271075

から以下のように述べられています。

 

従来のものより感染力が強いのか、ワクチン接種で獲得した防御効果を回避する能力が高いのかについては今のところ分かっていない

現在の世界の感染の99デルタ株であり、今後、オミクロン種が主流になる可能性はあるが、それを予測するのは難しい。

重症度に関する情報が得られているものでは、約半数は無症状で、残り半数は軽症とのことであり、重症化した症例入院死亡例報告されていない

パニックになるのではなく、手洗い3密を避けるマスクを着用するなどの感染対策をこれまで通りしっかりと続けることが重要であり、落ち着いて対応する必要がある。

 

楽観的になりすぎるのも良くないですが、これまでの情報からも決して慌てる必要はないようですね。

感染拡大を防ぐためには、準備を整えるための時間を稼ぐことも重要とされますので、外国人の一時的な日本への入国禁止措置もある程度は仕方のないことなのかも知れません。

一日でも早く、新型コロナウイルスの流行が全世界で落ち着くことを願うばかりです。

 

以上、「新型コロナウイルス変異種 オミクロン種について」でした。

オミクロン種に限らず、何かご不明なことなどあれば、いつでも相談して下さいね。

 

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