副院長の米澤です。
当院は、東大阪市のコロナワクチン 接種協力機関として登録しております。
そこで「にしかわ耳鼻咽喉科での新型コロナワクチン接種状況」をお伝えします。
新型コロナウイルス流行の中、9都道府県に発令中の緊急事態宣言が6月20日まで延長されました。
国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は5月中旬から徐々に減少傾向ですが、
今後、緊急事態宣言が解除されると人流の増加に伴って感染者数は再増大すると予想されます。
この1年間、感染者数増加の度に社会活動が繰り返し制限され、
皆さんも流石に疲弊感が募ってきているのではないでしょうか。
やはり、この状況を打開するためには、ワクチン接種が広く日本全体に浸透するしかないと考えます。
東大阪市でもスタートした高齢者に対する新型コロナワクチン接種ですが、
当院でのワクチン接種も開始から2週間経ち、特に大きな問題なく実施出来ております。
日本でワクチン接種が行われるようになった当初はワクチン接種後の副反応に関する報道を多く目にしていましたが、
5月26日に更新された厚生科学審議会の報告(リンクあり)でも、接種後の死亡例とワクチン接種の因果関係については確認されておらず、アナフィラキシーの発現頻度についてもワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとされています。
特に、アナフィラキシーの発現頻度については、医療従事者を中心に接種されていた時期と比較しても現在は減少傾向であり(4月4日:100万回接種あたり319件、5月16日:100万回接種あたり163件)、高齢者に対する新型コロナワクチン接種が順調に進んでいる証拠と考えます。
今後は、65歳以上の方、基礎疾患を持つ方、64歳以下の方という順に対象者が広がっていく計画のようです。
当院でのワクチン接種に関しても、徐々に接種枠を増やしていく予定ですが、それでも数量には限りがあるため、当面の対象者は下記の方のみとしております。
- 過去に当院に受診歴がある方(当院の診察券をお持ちの方)
- 東大阪市より接種クーポンが届いている方(他自治体の方も受け付けています)
また、予約方法に関しても、電話または直接来院のみとしております。
(おそらく7月くらいには15歳から65歳の方へもコロナワクチンクーポンが届き始めると思いますが、
こちらの世代に方にはインターネットでのご予約とさせていただく可能性があります。
下記LINE公式アカウントにて告知させていただきます。
ご理解のほど、よろしくお願いします。)
予約方法の詳細や、最新の情報については当院LINE公式アカウント(リンクあり) とTwitter(リンクあり) で発信していきますので、未登録の方はご登録頂ければと思います。
以上、「にしかわ耳鼻咽喉科での新型コロナワクチン接種状況」でした。
「新型コロナワクチン」に限らず、何かご不明なことなどあれば、いつでも相談して下さいね。